【解説】セルフコーチングとは？向いてる人や効果も紹介

コーチングとは

コーチングは、コーチが対象者に対してその目的を達成するためにアプローチをすることです。

コンサルティングとよく似ていますが、明確に異なるのは、コーチングでは答えはその人の中にあり、コーチはそれを引き出すという役割をもっています。

コンサルタントはその人の目的を達成するために最適な答えを提案したり助言することがメインの役割です。

セルフコーチングについて

セルフコーチングは1人で2役やります。

つまり、コーチの役も自分がやるということ。

セルフコーチングの最初のステップは、ゆっくりと1人になれる場所をつくり、自分の内側に焦点を当てます。

そして、自分が考えていること、やっていることを客観視したり、自分の感情をありありと感じていきます。

人は自分の主観で物事をみています。そこにはさまざまな記憶、経験、感情などが重なり合い、時に事実を歪めて捉えていることがあります。

「◯◯は（絶対）こうである」という思い込みは、無意識のうちに個人の中に蓄積・形成された物の見え方です。セルフコーチングでこれらの思い込みを緩めることが可能です。

ただし、セルフコーチングは自分1人でも可能ですが、やはり限界やデメリットもあります。

正しく知って、あなたの目的に合うように役立ててくださいね。

セルフコーチングの効果

セルフコーチングの効果は色々ありますが、以下が代表的なものです。

さまざまな思い込みや主観から一時離れて事実を見ることで、可能性や選択肢が無限にあることに気がつきます。

セルフコーチングでは、事実や環境をなんとかして変えるのではなく、自分自身の可能性をどんどん広げたり、思い込みの枠に気づいていきます。それによってすでにある自分のリソースを活かしながら、行動していけるようになります。

今は「絶対自分にはできない」と思っていることがある人も、セルフコーチングで自分を見つめていくうちに、気づいたら無理せず楽に、できるようになっているかもしれません。

どんな人に向いている？

以下のような人にはセルフコーチングを是非やってもらいたいです。

『よくわからないけれど、なんか面白そうだからやってみるか』
そんなかる〜い気持ちでやってみると、結果がでやすいですよ。

それと、自分のことが嫌いで仕方がない、という人にもオススメ。

自分の本当に大切なものを見つけ、それを信念として生きている人は、自分にとって必要なものをどんどん手に入れていきます♪

デメリットと注意点

① セルフの限界

セルフコーチングは通常のコーチングで存在する「コーチ」の役割を、自分1人でやることになります。

そのため、自分に厳しくなりすぎる、間違った方向に進んでも気づかないことがある、堂々巡りで出口が見えなくなる、感情をありありと感じることで苦しさを感じることもある、などのデメリットもあります。

また、自分に甘すぎる人や、思い込みが強すぎる人も、効果が出づらいです。

② 時間がかかる

人が変化するには時間がかかります。新しい習慣を身につけるには21日（3週間）かかるとも言われています。そのため、セルフコーチングですぐに結果が出ないことで、途中で辞めてしまったり、結果が出ずに焦ってしまう、ということも起こり得ます。

以上のことから、セルフコーチングを行う際に注意してほしいことをお伝えします。

セルフコーチングをやっていて難しいと感じたら、メンタルコーチングを受けることも選択肢の1つに加えてみてくださいね。

やってみて感じた疑問、質問、感想など、コメント欄やお問い合わせフォームから是非送ってください。

※ いただいた疑問・質問・感想などは個人が特定されないように配慮した上で、このサイト内やSNSなどで紹介させていただくことがあります。