【まずはここから】セルフコーチングのファーストステップ

かな
かな

セルフコーチングをやるには、具体的に何をしたらいいの?

あきほ
あきほ

OK!セルフコーチングの基礎の基礎を伝えるよ。メンタルを整えるためにも役立つから、最初にここからやっていこう。

この記事でわかること

⚪︎ セルフコーチングのファーストステップ

⚪︎ 自分の考えに「気づくことのメリット」

私も実際にやって、本当に効果があったので紹介します。

セルフコーチングの土台づくり「気づく」

土台づくりの流れ

① 時間と場所を確保する

② 考えに「気づく」

③ その考えを「流す」

かな
かな

聞き慣れない言葉が出てきたよ・・・「考えを流す」??

あきほ
あきほ

大丈夫。説明するね。

① 時間と場所を確保する

まずは、1人で静かになれる場所と時間を確保します。最初は1分間、と短くて大丈夫です。タイマーで測るのもオススメです。

あきほ
あきほ

慣れるとどこでもできますが、最初は1人きりで静かになれるところでやりましょう。

② 考えに気づく

次に、楽な姿勢でゆっくり呼吸しながら、『今、頭の中にどんな考えが浮かんでいるか』に意識を向けていきます。

さっきあった出来事、最近の自分の身の回りのこと、ずっと解決されない悩みごと、など自然と湧いてくる考えに、ただ気がついてみましょう。

あきほ
あきほ

出てくるものについて良し悪しのジャッジをしないことがポイントです。

③考えを流す

湧いてきた考えにジャッジをせず、ただそのまま「流して」いきます。

青空を雲がゆっくりと移動していくイメージで、湧いてきた考えを「そうなんだね〜」と受け止めながら、次にどんな考えが湧いてくるか、ゆったりと待つ。そんなイメージです。

ジャッジしてしまう自分に気づいたら、「あぁ、ジャッジしている自分がいるなぁ」と、それ自体も受け止め、流していきます。

あきほ
あきほ

最初は1分間やってみましょう。

「気づく」効果

かな
かな

何だか瞑想みたい。

あきほ
あきほ

その通り!

お気づきの通り、これは瞑想に近いものです。

ここでは厳密なやり方にはこだわらず、ただ浮かんでくる考えに意識を向けてみましょう。

私たちは頭の中で常に考え事をしています。

今やっていること、誰かに言われて引っ掛かっている言葉、好きなもの、嫌いなもの、食べ物のこと、悩んでいること、少し先のスケジュール、など、これらはほぼ無意識に、浮かんでは消え、…を繰り返しています。

かな
かな

気がつくと同じことをグルグルと考えていることがよくあるよ。

あきほ
あきほ

特に自分が気になっていることは何度も出てくるよね。

心理学では「ツァイガルニク効果」と言う言葉があります。

ツァイガルニク効果

未完了の課題は、完了した課題よりも想起(思い出すこと)されやすい

つまり、まだ解決していない悩みや、どうしようもできないことは特に思い出しやすいのです。

そのたびに、私たちは頭の中で、良し悪しのジャッジをし続けています。

頭の中で答えを求め考えることで解決策がひらめくこともありますが、解決できないことを常に頭の中で考え続けている状態は、例えると掃除機の中にゴミが溜まり続けているようなものです。

いっぱいになると新しいもの(アイディアなど)を入れられず、詰まってしまいます。

それらを一度外へ吐き出すことが、この「気づく」→「流す」ことなのです。

あきほ
あきほ

「考えをリセットする時間」をあえて数分、つくってみてください。

慣れるとどうなるか

慣れるまでは意識的に時間と場所をセットしてやってみましょう。

1週間も続けると、このような変化を感じます。

続けることで感じる変化

⚪︎ 歩いている時にふっと自分の「思考」に気づく

⚪︎ 他の人をジャッジしている自分に気づく

セルフコーチングは、自分で自分の行動、思考、感情に気づき、より望ましい方向へ積極的に進めていくもの。

「気づき」を意識することを繰り返すと、自然とセルフコーチングの土台ができあがってきます。

あきほ
あきほ

自分について自分で認識していることを「メタ認知」といいます。

役立てられる場面

「気づき」の回路が自分の中につくられると、こんな場面でも活用ができます。

このような場面で役立つ

⚪︎ 本番で緊張を感じても、実力を発揮できるようになる

⚪︎ 練習中も目的をもって意欲的に取り組める

⚪︎ 人間関係の悩みに時間を使うことが減る

⚪︎ 突発的な怒りによる失敗がなくなる

さらに応用できる可能性

かな
かな

自分が冷静なときはいいけど、急に人から嫌なことを言われたりされたりすると、感情のコントロールができなくなってしまう…。

あきほ
あきほ

気づきの練習をしていると、そんな突発的な出来事があってもリカバリーが早くなるよ。

急に感情を揺さぶられるようなできごとを防ぐことは難しいです。

しかし、自分の考えについての気づきができると、長時間感情に振り回されてしまうことがなくなります。

感情が湧くのは人にとって当たり前のこと。しかし、そこに何時間も、何日も、どっぷり浸りすぎると、日常生活に支障が出ることもあります。できるだけ短時間で元のニュートラルな自分に戻れるよう、気づくことを習慣にしましょう。

まとめ

セルフコーチングのファーストステップとして、土台づくりを紹介しました。

まとめます。

まとめ

セルフコーチングの土台は、考えに気づき、ただ流れるままにすること。

思考をリセットする習慣をつけると、新しいアイディアが湧いたりする。

「気づく」練習をすると、自分の無意識の考えを俯瞰することに慣れてくる。

パフォーマンスを出したいときにも使える。

感情に振り回されることが減る。

あきほ
あきほ

地味だけど本当に大事なことです。「気づく」練習をやってみてくださいね。

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